今回は、日本の実業家であり、京セラ・第二電電(現・KDDI)の創業者、また公益財団法人稲盛財団理事長を務め、日本航空名誉会長という色々な顔を持つ稲盛和夫さんの子供(娘・孫)や自宅、年収や資産、講演会についてなど見ていきたいと思います。
KDDIって知っていますよね。
日本にいれば間違いなく知っている企業の1つですよね。
KDDIといえばやはりauですよね。
一般的にはそのイメージしかないかもしれません。
主な事業内容としては、ネット回線事業、携帯事業、電気事業、キャッシュカードなどの金融事業などを展開しています。
au電気なんて最近よく聞きますよね。
では、その日本で知らない人はいないと思われるとても大きな企業KDDI株式会社の創業者である稲盛和夫さんとはどういった人なのかお話していこうと思います。
では早速。
稲盛和夫の今現在や武勇伝は?
■補足)稲盛さんは90歳のご年齢で2022年8月24日に亡くなりました。
稲盛和夫さんは、1932年1月21日生まれです。
出典https://www.youtube.com
出身は、鹿児島県鹿児島市薬師町出身で、7人兄弟の二男でした。
父親の仕事は「稲盛調進堂」という名で印刷工場を経営していました。
小学校は、西田尋常高等小学校(現在の鹿児島市立西田小学校)に入学し、卒業します。
中学校は鹿児島中学(現在の鹿児島高等学校)に入学し、卒業します。
銀行就職を考えましたが、周囲の勧めで鹿児島高等学校第三部(旧・県立高等女学校、現・鹿児島県立鶴丸高等学校)へ進学します。
この頃、不治の病と言われた結核にかかってしまいます。
その後、鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校に転校し同校の第一期生として、卒業します。
また、自身が結核にかかっていたという経験から医学部に進学しようと大阪大学医学部に受験しますが失敗してしまいます。
そこで、当時新設大学であった鹿児島県立大学(現・鹿児島大学)の工学部応用化学科で、有機化学を専攻することにしました。
1955年(昭和30年)に鹿児島県立大学工学部を卒業します。
就職活動もあまりうまくいかず、有機化学の教授の紹介でがいしメーカーの松風(しょうふう)工業に入社しますが、倒産寸前という会社でした。
その、松風工業を1958年(昭和33年)に退社します。
1959年(昭和34年)、社員8人で京都セラミツク(現京セラ)を設立します。
1966年(昭和41年)に社長に就任し、1969年(昭和44年)、創業12年で大阪証券取引所に株式に上場します。
また、2010年(平成22年)2月には、日本航空会長に無報酬で就任します。
JALフィロソフィの策定など積極的な社員の意識改革に取り組み、全従業員の3分の1にあたる1万6千人のリストラを断行します。
そして、着任の翌期には営業利益1800億円の高収益企業に生まれかわせることに成功します。赤字続きだった日本航空を3年足らずで再上場させました。
また、その独特な経営管理手法は「アメーバ経営」と呼ばれており、全国に支部を持つ盛和塾と、PHP研究所や致知出版社をはじめとする出版社から出版した多数の経営指南書・自己啓発書をとおして、アメーバ経営や自らの経営哲学・理念の啓蒙・普及に努めています。
また、稲盛哲学を中国に広め、中国人経営者の心を高めるために「稲盛和夫管理顧問有限公司」を北京に設立していて、中国でベストセラーになった著書もあります。
稲盛和夫の子供(娘・孫)はどうなの?
稲盛和夫さんには、娘さんが3人いらっしゃいます。
出典https://mantan-web.jp
しかし、稲盛和夫さんは、子供の教育について、父親として全く役に立っていないと話しています。
子供の面倒も見ていないし、学校参観には1回も行ったことがないそうです。
子供には、「一緒に遊んでくれない、学校参観にも来てくれないと、さみしい思いをしているかもしれないけれど、お父さんにはお前たちだけでなく、会社に何千人という家族がいる。その社員のため、一生懸命、仕事に打ち込まなければいけない」と話していたそうです。
またお孫さんもいらっしゃいますが、お孫さんにも特別な教育は全くしていないそうです。
たまに、勉強しているかと聞くぐらいらしいです。
しかし、「今日はおじいちゃんがご馳走してあげるから、お寿司を食べにいこう」と機嫌は取っているみたいです。
稲盛和夫の自宅がスゴい!
稲盛和夫さんの自宅はそれはそれは大きいです。
出典http://presidenthouse.jp
緑にかこまれた純日本建築という感じです。
家の周りは立派な塀で囲まれており、その門構えは立派すぎます。
さすがKDDIの創業者という家構えです。
稲盛和夫の年収や資産が異次元レベルでワロタ
出典https://www.youtube.com
KDDIの創業者ともなると、それはそれはすごい金額の年収や、資産があると思います。
まず、資産ですが、アメリカの経済誌ファーブス(Forbes)が発表した、2013年版の「日本の富豪50人」によると、34位にランクインしています。
2017年のフォーブス日本長者番付では49位にランクインし、その資産約840億円らしいです。
出典https://ameblo.jp/
どちらにせよ、もうよくわからないレベルの金額です。
これに加えて年収ですが、年収も間違いなく億近くあると思います。やはり日本を代表する企業の創始者だけはありますね。
稲盛和夫の講演会はどうなの?
稲盛和夫さんは、若い日本人の経営者の育成にとても熱心です。
出典https://www.asahi.com/
起業を目指す人のために盛和塾という塾を作りそこの塾長になり、講演を開いています。
講演会の主な内容としては、約1時間半の勉強会の中で、経営に関する考え方や実際の経営に対する問答が行われています。
また、情報誌も年に5回発行され、多くの経営者、経営者の卵が学んでいます。
もちろんその講演会の評判はものすごくいいです。
稲盛和夫さんは寄付もよくしており、鹿児島大学にホールを作ったり、京都府に次世代を担う若者の創造教育の為に20億円を寄付、2016年には郷里の鹿児島県と鹿児島市にそれぞれ10億円、計20億円を寄付しています。
最後に
出典https://www.kyocera.co.jp/
どうだったでしょうか?稲盛和夫さんのこと少しはわかってくれましたか?
稲盛和夫さんは、政治にも精通しており、小沢一郎さんとは新進党時代からの仲だったそうです。
しかし、政権交代後の民主党の体たらくに落胆し、歳もとったので今後は党への支援には距離を置き静観すると話しています。
auでおなじみのKDDIを作った創始者ですが、現在80歳を超えていますが、その経営手腕、考え方は全く衰えません。
衰えるどころか、多くの起業を夢見る若者のために講演会を開くなど、とても精力的に活動されています。
また、稲盛和夫さんは数々の名言が有名で、「動機善なりや、私心なかりしか」という言葉は色々な人の心に響きました。
これから稲盛和夫さんが、日本に一体どんな影響をさらに与えていくのか、また第2、第3の稲盛和夫さんは誕生してくるのか、とても気になりますし、注目していきたいと思います。
以上、日本の実業家であり、京セラ・第二電電(現・KDDI)の創業者、また公益財団法人稲盛財団理事長を務め、日本航空名誉会長という稲盛和夫さんの情報をお届けしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
関連記事は下をスクロール!
コメント