今回は、大山健太郎さんの事を見ていきたいと思います。
日本の実業家で、アイリスグループ会長でありアイリスオーヤマ株式会社の元代表取締役社長の大山健太郎さんの年収や資産、自宅や妻、息子と家族についてなど見ていきたいと思います。
アイリスオーヤマという会社を知っていますか?
おそらく日本に住んでいる9割以上の人は知っている会社、メーカーだと思います。
通販サイトで家電や調理器具、調理家電などを購入しようと思ったら間違いなく出てくるメーカーだと思います。
また通販サイトだけでなく、家電屋さんにも多数の製品が置かれています。
最近ではLED照明にも力を入れていて、アイリスオーヤマのLED照明が数多く売られています。
他にも収納製品や家具、インテリア、パックごはんなども売られています。
かなり幅広く事業を展開しています。
そのアイリスオーヤマの元代表取締役社長が大山健太郎さんです。
では、その元代表取締役社長の大山健太郎さんとは一体どういった人なのかお話していこうと思います。
では早速。
目次
大山健太郎の今現在や武勇伝
大山健太郎さんは、1945年7月3日生まれです。
出身は大阪府南河内郡道明寺村(現藤井寺市)の出身で、8人兄弟の長男として生まれます。
祖父の趙性は漢方医として韓国慶尚南道から昭和2年に来日しました。
高校は大阪府立布施高等学校に入学し卒業します。
高校3年生のときにプラスチック成型品を作る町工場である大山ブロー工業所を営む父親の大山森佑にがんが発見され進学を断念してしまいます。
1964年、若干19歳の若さで大山ブロー工業代表者に就任します。
1971年4月14日、大阪府東大阪市長栄寺一丁目28番地に大山ブロー工業株式会社を資本金300万円で設立します。
1981年にガーデニング用品を発売し始めます。
1986年には株式会社オーヤマ設立し、ペット用品や収納用品を発売します。
さらに1989年には日用品や事務用品を発売し始めます。
1991年にアイリスオーヤマに社名変更をします。
2001年9月に経営破綻した老舗家具メーカーであるチトセ株式会社が営業譲渡され、後に「アイリスチトセ株式会社」となります。
2009年8月にはLED電球「ECOLUX(エコルクス)」を発売し、LED照明事業を開始します。
また、仙台経済同友会代表幹事、日本ニュービジネス協議会連合会副会長、東北経済連合会副会長、東北大学総長顧問、復興庁復興推進委員会委員など務めます。
受賞歴としては、1990年第1回ニュービジネス大賞、2004年中国大連市栄誉公民、2009年藍綬褒章受勲、同年仙台市特別市政功労者賞、2017年秋、旭日重光章受勲などがあります。
大山健太郎の年収や資産はヤバいのか!?
これだけ大きな会社ですから年収や資産はとても気になりますよね。
現代ビジネスの2012年の全国長者番付によりますと、総資産が約200億円、年収が約6,300万円と公表されています。
桁が桁なのであまりピンとこないかもしれませんが、まぁとんでもない額なのは間違いありません。
データとしては6年前のデータなので今はもっと年収も資産も上がっていることは間違いないと思います。
アイリスオーヤマは20代でも年収450万円超えの人がたくさんいるようです。
儲かっているから給料もたくさん出せる、つまりそのトップの年収なども上がっていると考えていいと思います。
大山健太郎の自宅はどうか!?
大山健太郎さんの自宅は一体どんな家なのでしょうか。
家の詳細まではわかりませんでしたが、大山健太郎さんは休日のストレス解消に音楽を1日5時間から6時間も聞いているそうです。
聞く場所は自宅の書斎兼オーディオルームで聞くらしく、その音響機器はコンサートホール並の音質を確保しているそうです。
そうなると間違いなく完全防音でしょう。
これだけの企業の会長ですからきっとすごい自宅だと思います。
大山健太郎の妻や家族は?
大山健太郎さんには、妻と子供が2人います。
妻は仙台空港の職員だったそうです。
また、成功の陰の立役者は、実は結婚したばかりの妻だったという話をしています。
宮城県で育った妻は庭いじりが好きで、新居のささやかな庭でも園芸や家庭菜園を楽しんでいたそうです。
大阪で町工場に囲まれて育った大山健太郎さんは花などに疎く、自宅で子供たちと一緒に妻から園芸の基本を一つ一つ学びつつ、新商品のアイデアを練ったそうです。
園芸の次のペット関連も妻が犬好きだったことが関係しています。
さらに、収納関係も妻との喧嘩がアイデアの発端らしいです。
なにかとアイリスオーヤマの成功の影には妻が関わっているのですね。
大山健太郎の息子はどうなの?
大山健太郎さんには、長男の大山晃弘さんがいます。
その大山晃弘さんが2018年7月1日付けで社長に就任することになりました。
大山健太郎さんは、退任後代表権のある会長に就きました。
なんと、社長交代は半世紀ぶりというものでした。
長男の大山晃弘さんは、アメリカのベロイト大学を中退しています。
その後2003年にIRIS USAn入社します。
そして、執行役員などを経て、2015年3月から取締役に就寝に、社長となります。
また同族経営を大山健太郎さんがこだわっているのは、サラリーマンの中から選ばれてきた人は、周りに配慮しすぎて判断に時間を要してしまう、オーナーは株主でもあるので、判断を下すスピードも速い、
さらに同族経営がネガティブに見られるのは情報をクローズドにするからであり、アイリスオーヤマは社員に対して情報をオープンにしており、密室はいっさいない、もっとも大事なのは創業の理念が引き継がれること。
そのためには同族経営のほうがいい。と話しています。
最後に
どうだったでしょうか?
アイリスオーヤマのこと大山健太郎さんのこと少しはわかってくれたでしょうか?
アイリスオーヤマは本社を東京に置いていませんし、株式上場も行っていません。
東京に本社を行い理由を、人が住みやすい町に本社が移されている。企業が主語なのではなく、働く人が主語になっている。日本とは真逆です。アメリカでは働き方ですでに「主語の逆転」が起きているし、それが成熟した社会の豊かさや価値観の変化そのものなのです。
と話し、日本でも、従業員が豊かに暮らせ、それが企業の発展にもつながるのであれば本社の地方移転は必然的なものになる、とも話しています。
地方の拠点都市の活性化を考えているということですね。
さらに、上場をしない理由を、上場して大企業になると、変化についていけずにつまづいてしまうとリストラや倒産が起こってしまう、それよりも、規模は小さくても社員が信頼して働ける会社をつくるべきだと思っており、そのためにはやはり、常に顧客を創造し、自社の強みを活かしてお客様目線でサービスをするということが大事だと思います。
と話しており、成長は手段であって、目的はやっぱり健全な会社をつくるということ、とも話しています。
半世紀ぶりにトップが交代し、これからアイリスオーヤマがどういったビジネスを展開していくのか、また新社長である大山晃弘さんがどういった舵取りをしていくのか、またどんなビジネスを展開していくのか、さらに、会長である大山健太郎さんがどのように経営に携わっていくのかとても気になりますし、注目していきたいと思います。
以上、日本の実業家で、アイリスグループ会長でありアイリスオーヤマ株式会社の元代表取締役社長の大山健太郎さんの情報をお届けしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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